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ブランド品の買取を検討する女性

衣替えのついでにクローゼットを整理していたら、奥から数年前に買ったルイ・ヴィトンのバッグが出てきた。

結婚前にはよく使っていたのに、子どもが生まれてからはマザーズバッグばかり。

「古いし、もう値段はつかないだろう」と思いがちですが、ブランド品の中古相場は想像より高いことが多い。

ただし、どこに売るかで査定額に数万円の差がつくのも事実です。

売り先ごとの違いと、査定前にやっておくべき準備を整理しました。

ブランド品は種類とブランドで相場が大きく違う

ブランドや種類ごとに異なる買取相場

ブランド品の買取相場は、ブランド名とアイテムの種類で大きく変わります。

同じルイ・ヴィトンでもバッグと財布では価格帯が違い、シャネルやエルメスはさらに高値がつく傾向にある。

まずは手元のアイテムがどの価格帯に入るか、ざっくり把握しておくと売り方の判断がしやすくなります。

バッグ・財布・時計の買取価格の目安

主要ブランドの買取相場の目安をまとめました。

ブランドアイテム買取相場の目安
ルイ・ヴィトンバッグ(スピーディ・ネヴァーフル等)30,000〜100,000円
ルイ・ヴィトン財布10,000〜50,000円
シャネルマトラッセ等バッグ100,000〜400,000円
シャネル財布30,000〜100,000円
エルメスバーキン・ケリー500,000円〜
ロレックスサブマリーナ・デイトナ500,000円〜

同じモデルでも状態や付属品の有無で査定額に幅が出ます。

ルイ・ヴィトンのモノグラム・スピーディなら、使い込んだ状態でも3万円前後の査定がつくケースは珍しくない。

シャネルのマトラッセ(ひし形キルティングが特徴のバッグ)は定価の改定が続いていて、数年前の購入価格を中古相場が上回っている場合もあります。

古い型でも値上がりしているブランドがある

「10年前のバッグだから売れないだろう」と決めつけるのは早いかもしれません。

ルイ・ヴィトンやシャネルは毎年のように定価を引き上げており、それに引っ張られて旧モデルの中古相場も上がっています。

たとえばルイ・ヴィトンのスピーディ25は、2010年代前半に購入した品でも今は5万〜8万円の査定がつくことがある。

廃盤になったモデルや限定コラボ品だと、流通量が減ったぶんプレミアがつくケースも。

「古いから安い」ではなく「古いからこそ高い」場合があるのがブランド品の中古市場です。

売り先のおすすめをタイプ別に比較

専門店でブランドバッグの査定を受ける場面

ブランド品の主な売り先は、ブランド専門の買取店・宅配買取・フリマアプリの3つです。

何を重視するかで向いている方法が違います。

ブランド専門店なら型番ごとの相場で査定してもらえる

コメ兵エコリングのようなブランド買取専門店は、モデルごとの中古市場価格を把握したスタッフが査定してくれます。

リサイクルショップだと「ブランドバッグ」というひとくくりで一律の金額を出されがちですが、専門店ならシャネルのマトラッセとルイ・ヴィトンのネヴァーフルで査定基準が変わる。

リサイクルショップで5,000円だったバッグが、ブランド専門店では5万円の査定だったケースもあります。

店頭に持ち込めばその場で現金化できるので、急いでいる場合にも向いている売り方です。

宅配買取ならジャンルを問わずまとめて手放せる

クローゼットを整理すると、ブランド品だけでなく古い服や使っていない靴も一緒に出てきます。

バイキングのような総合宅配買取なら、ブランドバッグと一緒に靴や洋服、使わなくなった家電まで同じ段ボールに入れて送れます。

ジャンルごとに持ち込み先を分ける手間がなくなるのは、まとめて片付けたいときに助かる。

宅配買取は自宅から発送するだけで完結するので、子育て中で外出が難しい人にも向いています。

査定額に納得できなければ返送してもらえるサービスが多く、送料無料で受け付けている店も増えている。

フリマアプリは高額品だけに絞ると効率がいい

メルカリでブランド品を売れば、買取店より高い価格で売れることもあります。

一方で、ブランド品のフリマ出品にはリスクがある。

「偽物では?」というコメントがついてトラブルになったり、配送中の破損で返品対応に追われたケースも少なくありません。

高額品ほど取引のやり取りが慎重になるため、出品から発送、到着確認までに手間がかかります。

フリマアプリは「買取店の査定額に納得できなかった高額品を1〜2点だけ出す」くらいの使い方が現実的です。

査定額を上げるために売る前にやっておくこと

査定前に付属品を揃えて準備する

売り先を決めたら、査定に出す前に少しだけ準備しておくと結果が変わることがあります。

どれも数分で終わる作業です。

付属品を探して表面の汚れを落としておく

査定額に一番影響するのは、付属品の有無と見た目の印象です。

付属品査定への影響
ギャランティカード(保証書)真贋の信頼度が上がり加点
外箱・保存袋状態がよければ数千〜1万円プラス
ストラップ・チャームセットで揃うと加点対象
購入レシート購入元の証明になる

ギャランティカードや外箱を捨ててしまっていても、買取自体はできる店がほとんどです。

もちろん揃っているほうが査定額は高くなるので、クローゼットの引き出しや購入時の紙袋の中を一度探してみてください。

バッグの表面は柔らかい布で乾拭きしておくだけで印象が変わります。

金具のくすみも軽く磨けば落ちることが多い。

必ず2社以上で査定を取る

ブランド品の査定額は、店によって驚くほど差がつきます。

同じルイ・ヴィトンのバッグでもA社で3万円、B社で5万円という差は珍しくない。

1社だけで決めてしまうと、もっと高く売れたことに後から気づいて後悔するパターンが多いです。

宅配買取なら見積もりだけ取って返送してもらうこともできるので、最低でも2社には査定を依頼するのがおすすめです。

ブランド品買取のトラブルを避けるための注意点

出張買取の押し買いトラブルに備える

ブランド品の買取には、知っておかないと損をするトラブルがいくつかあります。

出張買取の押し買いに注意する

出張買取(査定員が自宅に来るサービス)は便利ですが、一部の業者で「押し買い」のトラブルが報告されています。

ブランドバッグの査定を頼んだのに「貴金属も見せてください」「時計もまとめて出したほうがお得です」と査定範囲を広げてくるケースがある。

断りにくい雰囲気を作られて、売るつもりのなかったものまで安値で買い取られてしまう。

対策は、査定対象を事前に明確に伝えておき、それ以外のものは見せないこと。

万が一その場で承諾してしまっても、出張買取にはクーリングオフ(8日以内の契約解除)が適用されます。

ギャランティカードがなくても買取できる店はある

「保証書がないから買い取ってもらえないだろう」と思い込んで諦めている人は少なくありません。

コメ兵やエコリングのような大手の買取店は、自社で真贋を確認できる体制を持っているので、ギャランティカードがなくても買取に対応しています。

正規店で購入した品であれば、保証書なしでも査定に出してみる価値は十分ある。

なお、フリマアプリや個人間取引で購入したもので出所が不明な品は、査定を断られる場合があります。

購入元が分かるレシートや取引履歴があれば、念のため用意しておくと安心です。